【J-POP PLAYBACK】昭和から平成の年代別邦楽ヒット曲


J-POP Pick Up!


1985年(昭和60年)11月21日発売 / 作詞:来生えつこ / 作曲:来生たかお


2ndシングル。本人が五代陽子(2代目麻宮サキ)役で主演したフジテレビドラマ「スケバン刑事Ⅱ少女鉄仮面伝説」挿入歌。当初は当ドラマの主題歌になるはずだったが、なにかしらの事情で矢島雪乃役の吉沢秋絵が歌う「なぜ?の嵐」が主題歌となっている。(ただし第16話以降は南野が主題歌を歌っている)
オリコン最高位は15位どまりで、歌も決して上手いとはいえないものの、スケバン刑事主演は彼女のブレイクのきっかけとなり、1年後にはオリコン1位を連発するようになる。


1970年(昭和45年)2月10日発売 / 作詞:早川博二 / 作曲:早川博二


前年の「黒ネコのタンゴ」で子供が歌った曲がヒットしたことに着目し、真逆の老人に歌わせてみようという発想で誕生した。
「生きる」「七人の侍」「どん底」などの黒澤映画に出演した俳優・左卜全に白羽の矢が立つ。リズムを外して朴訥とした素人風な歌い方がユーモラスさを醸しているが、左は元来オペラ歌手である。
意味不明なコミックソングに聞こえるが、「やめてけれゲバゲバ」「ジコジコ」「ストスト」は、それぞれ「やめてくれゲバルト」「交通事故」「ストライキ」のこと。当時の学生運動の暴力や交通戦争と言われた自動車事故、国鉄などで頻発したストといったものの皺寄せが、弱者である老人と子供に及ぼす影響を歌った非常に社会派な歌。
左はこの曲をリリースした翌年に死去している。


1966年(昭和41年)4月発売 / 作詞:安井かずみ / 作曲:宮川泰


4thシングル。NHKの討論番組「若い世代」のマンスリーテーマソング。
宮川泰が1963年(昭和38年)のヒットソング「明日があるさ」に感銘を受け、こんな曲を作りたいとの思いで誕生した。
宮川いわく、年齢が若いことが良いことだと言っている歌ではなく、老いも若きも年齢に関係なく若々しく生きて行こうというメッセージソング。宮川が作曲する上で念頭に置く「明るく易しく、覚えやすくて爽やか」の全ての要素がある曲ゆえに、彼の一番のお気に入りの曲であった。
当時、ペギー・マーチやマリソル、スクールメイツにカバーされたほか、2011年(平成23年)にもミッツ・マングローブがカバー盤を出している。


1959年(昭和34年)7月発売 / 作詞:永六輔 / 作曲:中村八大


デビューシングル。東宝映画「青春を賭けろ」挿入歌であり、またこの曲の大ヒットにより制作された同名の映画の主題歌にもなっている。なお映画「黒い花びら」で水原は主役を演じている。
上目遣いで唇をやや震わせながら朴訥と、しかし色気たっぷりに低音ボイスで歌う姿が女性人気を獲得し、初盤2,000枚だけの発売だったものが総セールス57万枚を売り上げた。
さらに第1回日本レコード大賞を新人が受賞し、新人賞は該当なしとする異様な賞レースが繰り広げられた。


1941年(昭和16年)6月発売 / 作詞:奥野椰子夫 / 作曲:菊池博


全国高校優勝競漕大会に出場するために旧制四高(現・金沢大学)漕艇部のメンバーが合宿で琵琶湖遠漕をしていた際、高島市沖で突風に煽られたボートが転覆。部員とOB計11名全員が死亡した。
この事故の犠牲者を追悼するために作られた曲だが、全ての遺体が収容される前にレコードの発売を決定していることから、四高生の中には不謹慎だと不快を示す者もいた。
大正6年(1917年)に成立した「琵琶湖周航の歌」のエッセンスが多く取り込まれ、戦意高揚を図る曲が多い中での鎮魂歌は世間にひろく受け入れられた。それゆえ「琵琶湖周航の歌」と混同する人も多い。

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