【J-POP PLAYBACK】昭和から平成の年代別邦楽ヒット曲


1974年(昭和49年)の邦楽ヒット曲


1973年(昭和48年)8月21日発売 / 作詞:水木かおる / 作曲:遠藤実


海軍中尉・宅島徳光(たくじまのりみつ)の手記名を借名した歌。発売当初は石原裕次郎に「これが売れたら逆立ちして銀座を歩いてやる」と言わせしめたほどパッとせず、おまけに肋膜炎を発症して大河ドラマを途中降板。急性肝機能不全症をも併発して長期入院を余儀なくされた。
しかし災い転じてじわじわと売れ行きは上昇。闘病する渡を応援しようとレコードを買うファンが続出したためである。
結果、累計150万枚を売り上げる大ヒット作となった。全日本有線放送大賞金賞獲得曲。


1974年(昭和49年)6月1日発売 / 作詞:千家和也 / 作曲:都倉俊一


5枚目のシングル。
デビュー曲での清純路線がイマイチだったため、2ndシングル以降はキワドイ歌詞で攻めるいわゆる「青い性路線」でアイドルとしての人気を確立した彼女。この曲で初めてオリコン3位に躍り出た。
なによりも歌いだしの「あなたに女の子の一番大切なものをあげるわ」というドキッとさせられる歌詞が圧巻。同世代や大学生に限らず大人世代もの人気を獲得して、この曲でこの年の紅白歌合戦にもトップバッターとして初登場を果たした。ちなみに対戦相手は同じく初登場の西城秀樹。
彼女の初期の代表曲であり、後年にリンリン・ランランをはじめ、田中美奈子 、PUFFYなど数多くの歌手にカバーされている。

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