【J-POP PLAYBACK】昭和から平成の年代別邦楽ヒット曲


1999年(平成11年)の邦楽ヒット曲


1999年(平成11年)2月17日発売 / 作詞:宇多田ヒカル / 作曲:宇多田ヒカル


2ndシングル。デビュー作の鮮烈な印象冷めやらぬうちに繰り出された今作は、疾走感をグンと加えた中に刻まれるギター・リフが心地よいダンサブルナンバー。
日産・テラノのCMソングにも採用され、累計153万枚を売り上げた。
15歳の少女が書いたとは思えないリアリティある別れの歌に度肝を抜かれた人も多かったはず。冒頭に出て来る「PHS」というフレーズに時代を感じる。
2014年(平成26年)、デビュー15周年記念のカバーアルバム「宇多田ヒカルのうた -13組の音楽家による13の解釈について-」で、浜崎あゆみがカバーしたことでも話題となった。


1999年(平成11年)9月9日発売 / 作詞:つんく / 作曲:つんく


7枚目のシングル。モーニング娘。最大のヒットソング。
デビュー以降小規模なヒットどまりで、前作「ふるさと」のR&Bを意識したスローバラードも不発に終わったため、この曲が売れなければ解散も視野にとの前提で売り出された。
元は6年前にボツになった曲をリメイクしたもので、前作とは打って変わってポップでコミカルな曲調に。旧世代受けするディスコサウンドを取り入れていることと、バブル崩壊後の不景気のいわゆる「失われた10年」という拭いがたい暗さを吹き飛ばす前向きで元気な歌詞で、売上164万枚という大ヒット作となった。

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