【J-POP PLAYBACK】昭和から平成の年代別邦楽ヒット曲


1971年(昭和46年)の邦楽ヒット曲


1971年(昭和46年)3月5日発売 / 作詞:阿久悠 / 作曲:筒美京平


ソロ活動を始めてからのセカンドシングル。レコード大賞と歌謡大賞を受賞した、尾崎を代表する曲。
もともとは三洋電機のエアコンのCMソング用に作曲されたもので、槇みちるが歌ったが採用されず、続いてズー・ニー・ヴーの曲として「ひとりの悲しみ」の名でリリースされたもののヒットしなかった。
ジメジメしないポジティブな男女の別れというこれまでになかった価値観を描いた新たな歌詞に書き換え、圧倒的な声量の尾崎が歌い上げることで三度目の正直となり大ヒットした。


1971年(昭和46年)6月1日発売 / 作詞:有馬三恵子 / 作曲:筒美京平


デビューシングル。
翌年の沖縄返還を前に沖縄出身の少女が放ったヒットソングは、肩肘張らずこぶしもきかせず情念こめずに歌い、等身大の17歳を赤裸々に映したものだった。彼女の夫である写真家・篠山紀信は後年「彼女の登場は、返還を目前とした沖縄のイメージ・アップのための国策歌手かと思ったくらい良かった」と述べている。
この曲で日本レコード大賞・新人賞を受賞。小柳ルミ子、天地真理とともに「新三人娘」と囃され、アイドルブームの先駆けになった。

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