【J-POP PLAYBACK】昭和から平成の年代別邦楽ヒット曲


1986年(昭和61年)の邦楽ヒット曲


1986年(昭和61年)1月22日発売 / 作詞:川村真澄 / 作曲:小室哲哉


4枚目のシングル。TBSドラマ「セーラー服通り」主題歌であり、後年朝日放送「部長刑事シリーズ シンマイ。」や映画「ハンサム★スーツ」の主題歌にも起用された。
作曲家・宮川泰に「ここ10数年の間で、こんなにエネルギッシュ・パワフルで斬新な曲を聴いた事はなかった。なんて素晴らしいんだろうと思った。それぐらい衝撃的だった」と言わしめ、作曲者・小室哲哉の立ち位置を確固たるものにした曲でもある。
累計70万枚を売り上げ、2005年(平成17年)に「第56回NHK紅白歌合戦」に初出場した際にもこの曲を歌った。


1986年(昭和61年)4月21日発売 / 作詞:秋元康 / 作曲:長沢ヒロ


4枚目のシングル。
衝撃的な歌詞でデビューを飾った「セーラー服を脱がさないで」、教師との禁断の関係をあっけらかんと歌った「およしになってねTEACHER」と、立て続けにキワドイ歌を世に放ったおニャン子クラブ。3枚目シングル「じゃあね」でメンバーの卒業と結束を明るく歌い、ようやくマトモ路線に軌道修正されたかと思ったのも束の間。「じゃあね」発売からわずか59日後にリリースされた「おっとCHIKAN!」では、痴漢冤罪が問題化されている現在では考えられないトンデモ内容になっている。
女の子だってもっと好き勝手に振舞いたい、という当時の女子が抱えていた本音を具現化した歌をいくつも繰り出したおニャン子だったが、この曲はそれが行き過ぎてこうなりましたという典型のようなもの。「無実の男子を痴漢に仕立て上げちゃお」というイタズラが当時流行していたわけでは決してない。

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