【J-POP PLAYBACK】昭和から平成の年代別邦楽ヒット曲


1980年(昭和55年)の邦楽ヒット曲


1980年(昭和55年)4月25日発売 / 作詞:阿久悠 / 作曲:浜圭介


30枚目のシングル。前年の「舟唄」と今曲の次作「港町絶唱」と合わせて哀憐三部作とされる。
日本レコード大賞のほか、日本歌謡大賞、日本テレビ音楽祭グランプリ、演歌大賞名人賞など数多くの賞を受賞。特にこの年の賞レースは五木ひろしと八代亜紀のデッドヒートとなり、「五八戦争」とまで呼ばれた。
サビの「雨、雨、降れ降れ♪」のところで手を上下に振りかざす振付が話題になり、NHK紅白歌合戦では2年連続の大トリを務めた。


1980年(昭和55年)9月21日発売 / 作詞:宮下智 / 作曲:宮下智


2ndシングル。江崎グリコ「アーモンドチョコレート・セシルチョコレート」CMソング。CMでは、山梨県の清里高原の真っ赤な電話ボックスで出会った田原と松田聖子が、街角散策の途中で再会し、恋が芽生えるという初々しいカップルぶりを好演。
キュートさを前面に押し出したオールドジャズタッチの曲で、お世辞にも歌唱力があるとはいえないのに、妙に耳に残る曲。この曲で田原は初めてオリコン1位を獲得し、この年の日本レコード大賞では松田聖子と賞レースを争い、彼が最優秀新人賞を獲った。

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